受付 12:30~
1:基礎講習 13:00~14:30
花芽分化(萌芽)
(講師:江上 志郎司)
剪定後の花枝の仕立て方を学び、良い花を咲かせましょう。
2:テーマ別講習 14:30~16:00
シュラブの品種や栽培管理について
(講師:吉田 博美)
最近、時流のナチュラルガーデン。宿根草とも相性がよい
シュラブの育て方を学びましょう。
閑話
今年の大河ドラマ、「光る君」は紫式部の生涯を追っていますね。紫式部の書き記した源氏物語には様々な植物が出てきます。平安期、自然と人とが一体であったことが察せられます。薔薇はなかったのかと調べてみるとありました。
北の東は、涼しげなる泉ありて、夏の蔭によれり。前近き前栽、呉竹、下風涼しかるべく、木高き森のやうなる木ども木深くおもしろく、山里めきて、卯花の垣根ことさらにしわたして、昔おぼゆる花橘、撫子薔薇、くたになどやうの花のくさぐさを植ゑて、春秋の木草、その中にうちまぜたり。紫式部「源氏物語」第21帖 「少女」(おとめ)
ことしうはあらで、なまめきたる檜破籠ども、賭物などさまざまにて今日も例の人々多く召して文など作らせたまふ。階のもと、薔薇けしきばかり咲きて、春秋の花盛りよりもしめやかにをかしきほどなるにうちとけ遊びたまふ。紫式部「源氏物語」第10帖 「賢木」 (さかき)
この平安時代の薔薇(さうび)は庚申バラの種類であろうと考えられます。庚申バラの学名はロサ・キネンシスといわれ中国原産。遣隋使、遣唐使より日本に渡来したと思われます。外国の花 として愛でられたことでしょう。
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第145回 秋のバラ展 2024 11月2日(土)~4日(月)開催予定